ラス・ムーサス
町から18キロ離れた場所に位置し、2002年から自然保護区になっています。この地域で最も美しい景色の1つです。ラクウショウや柳、セイヨウトネリコなど様々な種類の木が育っています。また、キツツキやハチドリなど鳥の種類も多く、コヨーテやキツネなどの動物も生息しているので、観光客は生物観察も楽しめます。コロラド川の水はきれいに透き通っているので、家族で楽しい時間を過ごすのにも最適です。3,174.764ヘクタールの広さがあるラス・ムーサスでは、思いっきり散策して、美しい写真をたくさん撮れるでしょう。
この地がラス・ムーサス(ミューズ、女神たち)という名前になった由来があります。スペイン副王領時代に、ある2人の若く美しく高貴な女性たちにとって、この地のコロラド川で水浴びをすることが日課になっていました。しかし、ある日数人の男性に誘拐させ殺害されてしまったのです。そのため、その2人の女性のことを忘れないようにラス・ムーサスという名前が付けられました。現在、この自然地区は多くのエコツーリズム好きな人たちのお気に入りの場所となっていて、ハイキングやキャンプで楽しまれています。また、専門家による遺跡調査の場所にもなっていますし、写真家も風景写真撮影のために訪れます。写真に関しては、風景写真だけでなく、キンセアニェーラス(15歳になった女の子のお祝い)や結婚式用の写真も撮られています。