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トゥンバゴネス

変わった名前をしているこのデザートは、小麦粉の薄い生地で作られています。トマティーヨとテケスキテ(プレヒスパニック時代から使用されているミネラルを含んだ塩)を煮込み冷やした水と小麦粉を混ぜて生地が作られます。

このデザートの名前は「ト

 

ゥンバガ」という言葉からきています。トゥンバガは細いワイヤー状の金や銅でつくられたリングの一種で、神への忠誠のしるしとして修道士に渡されていました。

 

トゥンバゴネスは小指を穴に通して取り、半分の位置で噛みます。この時が緊張の瞬間で、言い伝えでは、もし噛んだときに壊れて落ちてしまったら、不誠実な人であることを意味します。サンミゲルの人たちは、トゥンバゴネスを落としてしまった人にこう伝えます、「あなたは恋人に対して不誠実なだけではなく、あなた自身に対しても不誠実なのですよ」と。

 

もともとは伝統的な1つの味しかありませんでしたが、今ではイチゴやチョコレート、バニラなど様々な味が楽しめます。恋人と一緒に食べてみてはいかがですか?